株主優待で銘柄選択、高級ホテル宿泊サービスも

個人投資家は、どのような基準で銘柄を選んでいるのでしょうか。もちろん、企業業績や業績予測、チャート分析などをじっくりと行ったうえで、銘柄を選ぶという人も多いと思います。このほか、興味のある業界、好みの製品や商品を取り扱っている会社の株を選ぶという方法もあるでしょう。
さらに、数ある銘柄選択法のなかでも、投資を始めたばかりという個人投資家には、株主優待の内容による銘柄選択も方法の1つです。ちなみに、株主優待とは、株式会社が一定数以上の自社株を、権利確定日に保有していた株主に対して付与するサービスなどのことです。
具体的には、どのような優待があるのでしょうか。例えば、外食業界の株を保有した場合、食事券や割引券などの株主優待があります。また、小売業界では、当然ながら、自社店舗の割引券を利用することができるでしょう。食品や日用品などの割引券を提供する会社もあります。
このほか、運輸業では、割引券や乗車券などを提供する会社が多いようです。金券ショップに出向いたとき、航空会社の優待券を目にしたという記憶のある人もいるでしょう。旅好きの人にとっては嬉しい株主優待の1つのはずです。もう1つ、旅行好きにとって垂涎の逸品が宿泊券でしょうか。高級ホテルの宿泊券など、日常では味わえない宿泊サービスを経験する機会を得るかもしれません。
このように、株主優待について、投資家側の利点について紹介しましたが、会社にとってはどのようなメリットがあるのでしょうか。考えられる利点として、長期保有する投資家が増える可能性が高まる点が挙げられます。
なお、株主優待は、企業に義務付けられているものではありません。会社の業績内容や、経営方針によって、これまで行っていた株主優待が中止される可能性もあるので、留意が必要です。